【禅語】和敬清寂:お互いを敬う清らかで動じない心
新型コロナが流行し始めて、日本人ってすごいな〜と思いませんでしたか?
罰則がなくても自ら外出を控えたり、周囲の人に迷惑をかけないようにマスクを着用したり。
少し窮屈でも周囲の人と調和することを好む日本人の「和」の心は、パンデミックにも強いことがわかりましたね~。
「和」は日本人が大切にしてきた価値観ですが、聖徳太子の時代、国家としての初めての憲法に「和をもって貴し(とうとし)と為す」とあるそうです。 7世紀の昔から今に繋がる価値観なんですね!
明日のクラスのテーマは 「和敬清寂(わけいせいじゃく)」。
みんな仲良く、すべてにおいて周囲と美しく調和し(和)、相手がどんな人であっても、相手を敬い尊重し(敬)、見えるものだけでなく心の中も清らかでいると(清)、穏やかで動じない透き通った静かな心になる(寂)、という意味だと私は理解しています。
たった4文字に禅の美徳と、幸せに生きるための知恵が詰まった言葉ですね~♪
はじめてお会いする人に対して、年齢や肩書などにとらわれず、その人自体に興味をもって、「どんな素晴らしいところがあるんだろう?」という曇りのない気持ちで接すると、相手のよいところが見えますし、何より、お互いに気持ちよく会話を楽しむことができますね。
ビジネスにおいても、お互いにどんな価値があるのか発見して尊重し、それをお互いに提供しあって協力し、一緒に成長して成功できたら素晴らしいですね。
「和敬清寂」。
誰かに会う前に、この字面を見るだけで、す~っと心が静かに、清らかになって、相手を敬う心を思い出せそうです。
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