【禅語】松樹千年翠: 変わらなく見えるが、変化をしているから、輝ける

コロナで春におこもりが始まって、季節は秋。

もうすぐ冬が来て、お正月がやってきて、、、新年になっちゃう?!

この一年、精一杯生きてきたとは思うけれど、私は進歩しているだろうか?

と、自問しはじめた時に、浮かんだ言葉です。

「松樹千年翠(しょうじゅせんねんのみどり)」。

松は季節が移ろいゆく中で、いつも変わらずに緑を保っているように見えるけれど、実は、春には新しい芽が出て、古い葉は枯れて散っているんだそうです。気づきませんよね~w

でも、そうして変化し続けているからこそ、ずーっと千年も変わらない緑色を保てるんですね。逆に言うと、常に変化していかなれければ、同じ緑を保てない、ということ。

艶やかなお花が咲いたり、紅葉で彩られて賞賛されることはないけれど、松は風雪に耐えながら、変化を重ねて、長い年月、フレッシュな緑を保っている。

軸がぶれない生き方も、少しずつ変化して、周囲との折り合いをつけたり、環境に適合したりすることで、イキイキと輝き続けられるのかもしれませんね。

大切な教えは自然の中にある、と、緑地を散歩しながらよく思うのですが、松の生き方、かっこいいなあ。

私のこの一年の進歩?してないみたいに見えるけれど、いやいや、大丈夫。
同じように見えても、少しずつ変化してるよ、It's OK、と自分を励ましましたw。

I'm on the good path. 散歩しながら、よく呟いている言葉です。

進歩していないように見えるけれど、ちゃんとgood path, 自分の目指したいところへ繋がる道を歩いているから、大丈夫、という意味です。これを唱えると、心が落ち着きます。

山頂をみたら遠いけれど、山頂へ続く道を歩いていれば、今やれるべきベストは尽くしているということ。It's OK.

もし、ちょっと不安な気持ちになったら次の言葉を唱えてみてください。

I am enough.

I have enough.

I do enough.

I am on the good path.

一日ごとに、少しずつ、前に進んでいます。

大事に、味わいながら、楽しみながら、進みましょう♪

今週日曜、10/11 AM10:00-のクラスは「松樹千年翠」をテーマに行います。

お楽しみに~♪