【自己肯定感】忙しい年末に役に立つ自己肯定感を高める方法
みなさん、こんにちは。
仕事納めなど、いよいよ年末へのカウントダウンがはじまりましたね!
最高の年末を過ごすために、自己決定感、自己効力感、自己信頼感の3つのポイントに分けて、自己肯定感を高める方法をご紹介しようと思います。
【やることを仕分けて“自己決定感”のあるTo Doリストにする】
やることが多くて忙しい年末。
慌ただしい気分だったり、なんとなくプレッシャーを感じていたりするかもしれません。
【1. 書き出す】
やるべきこと、やりたいと思っていることを紙でもアプリでもよいので、To Do(やること)リストとして書き出すのがおススメです。
書き出して具体的にやることが明らかになると、もやもやしていた「やることがたくさんある」という“漠然とした”プレッシャーがなくなります。
ちょっと面倒なようですが、ササっと書き出すだけで、頭の中がスッキリと整理されて、よい年末の過ごし方がスタートします。
ああ、大事なのは、これと、これだな。
これらをやっつければよい年を越せるな、とシンプルになるかもしれません。
逆にTo Doが多すぎて本物のプレッシャーを感じる人もいるかもしれません。
でも大丈夫です!
次の項目で対策をお伝えしますのでご安心ください(笑)。
なお、To Doリストの中には、緊急性があるものだけでなく、自分の喜びや楽しみ、満足に繋がることもちゃんといれてくださいね♡
これがすごく大事です!
例えば、大好きな人と一緒に過ごす時間、忙しい自分を労わってリラックスする時間、美味しい食事など、やりたいことを加えましょう♪
時間がとれなければ、ちょっと贅沢なデリバリーを頼んだり、自分へのご褒美のプレゼントをしたり、ワクワクするTo Doもいれましょう!
これらが予定に入っているだけで、自分は価値があると思える状態、自尊感情を増やすことができます。
【2、仕分ける】
次に、書き出したTo Doを仕分けます。
年内にやること、今はやらなくて先に延ばしてOKなこと、いっそやらなくてOKかも、という3つに分けましょう。
「やらなくてOK」なことに仕分けるのは勇気がいりますね。
ですが、今の自分にはなくてもよいかも、、、と感じたことについては、思い切って「やらない」と決めることをおススメします。
人生の時間は有限。それが無くなったことにより生まれた時間で、他のもっと大事なことや、楽しいことができます。
また、時間だけでなく、それが無くなったことにより心に空間と余裕が生まれます。
例えば年賀状。
やりとりを楽しんでいるのなら続けるとよいのですが、もし義務的に書き続けているのであれば、
1) 届いたものの返信だけにする
2) メールでのご挨拶に代える
3) 今年でハガキは最後にしますので、何かあったら連絡取り合いましょう
というステップを踏んで終了してもよいかもしれません。
いわゆる“断捨離”ですが、必ず“感謝の気持ちを込めて”手放せば、いいことしか起きないように思います。
今の自分に不必要なことは手放していくのが、人生を軽やかに楽しんで生きるコツなのではないかと私は思っています。
【3.自分が「やる」ときめて、やる】
何かをやるときに、人にやらされているという感情を持ちながらやると、自己肯定感が下がります。
自分の大切な時間を人に使われちゃっている~と思うと、被害者意識が生まれたり、自己肯定感の根っこの部分の大切な自尊感情まで損なわれてしまいます。
そこで、どうせやるのですから、これを「やらされている」と思うのではなく、自分自身がやると決めたから「やる」という体で行います。
自己決定感といわれますが、自分で決めたことをやれているときには自己肯定感があがります。
例えば、家族に頼まれて生垣の刈り込みをするなら、「家族が嬉しい気持ちになるから、私はこれをやる」、「生垣がスッキリして歩行者の気分がよくなるだろうから、私はこれをやる」といったように、自分が主体で「やる」と考えると、自己肯定感があがるだけでなく、作業自体もウキウキと楽しいものになります。
どんな気持ちで作業しても、同じ時間は使うわけですから、ポジティブな気分でとりくんで、ついでに自己肯定感もあげちゃいましょう!
【タスクを小さくして”自己効力感”を味わう】
年内に家じゅうをピカピカに大掃除したい、と思うとプレッシャーですよね~。
と、先日のオンライン朝活で言ってから不安になったのですが(お掃除大好きな方は違うのだと思いますので)、皆さんうなずいていたので、私と同じような方が多いのではと思います(笑)。
大掃除用にまる一日を確保していても、何かの用で中断されたり、全部終わらないことも。
大変だな~とプレッシャーに感じるようなことは、やること(タスク)を小さくして、少しずつやっていくのがおススメです。
小さいタスクなら簡単にクリアできて、あれも終わった、これも終わった、と自己肯定感が上がっていきます。
例えば、家じゅうの窓拭きをするのは大変ですが、まずは一番目につくリビングの窓を一つだけ拭く、と決めます。窓一つだったらサクッと拭けそうですね。
浴室を隅々まで完璧にお掃除するのは大変ですが、換気扇の部分だけをキレイにする。余力があれば次のタスクとして、排水溝をピカピカに磨くなど、小分けにします。
できれば、一日を振り返るときに、これも完了、あれも完了、と達成感を味わいます。
家中ピカピカにする大掃除というタスクが完了できない「ダメな私」から、大掃除が全部完了していなくても、小さなタスクを続々と完了する「できる私」へと潜在イメージが変わっていき、自己効力感が高まっていきます。
【自分で決めたことをやり、”自己信頼感”を育てる】
できれば、今日のやることをリストとして書き出しておいて、今日はこれもできた、あれもできた、とチェックをいれていきましょう。
達成感を味わいながら、自分で決めたことを、ちゃんとやり遂げたという事実を目にすると、自己信頼感が増えていきます。
決めたことをいつもやらない自分=信じられない人、ではなく、決めたことをいつもやれる自分=信じられる人、という潜在的なイメージがつくられるからです。
上述したように、これを家中の大掃除をやる、という大きな一つのタスクとしてしまうと、少し掃除したぐらいでは達成できず、「今年もやると決めたのに大掃除をやらなかった~」となり、自己信頼感を下げる残念なことになってしまいます。
なので、小さいタスクにして、自分で決めたことをなるべく必ずやる、という習慣にすると、すごい効果が表れます。
小さな自己信頼感が積みあがっていくと、習慣の力は複利で増える効果がありますので(ジェイムズ・クリア著『Atomic Habits』をご覧ください)、いつのまにか「私って信じられる人~」となって、自分で決めたことを裏切らなくなります。
もちろん、決めておいてやらなかった、ということもありますが、少なくとも、「どうせ私はやらない人なので~」とはなりません。
なぜやらなかったのか、やれなかったのかを考えて内省するようになるので、自己信頼感が少ない状態よりは多いほうが、よい人生になると思います。
小さいタスクをクリアする達成感を味わう作業、とってもおススメです。
長文を読んでいただき、ありがとうございます。
年末を楽しく快適にお過ごして、よいお年をお迎えください♡