【禅語】柔軟心: 最強のワード
柔軟心(にゅうなんしん)はたった3文字ですが、人生を楽に、キラキラ輝かせてくれる、最強のワード。
意味は文字通り、「ありのまま」を受入れる、柔らかい心のことです。
◆柔軟心のポイントは下記の4つだと私は思います。
1.物事にとらわれない、しなやかな心
強いストレスがかかったり、周囲が大きく変化したり、ネガティブな出来事が起こった時。
柳の枝のようなしなやかな心は、折れずに、ダメージを受けることなく風をかわすことができます。
2.全てを受けいれる、柔らかく広い心
色々な価値観の人々がいます。がっかりする出来事も起こります。
「だよね~」「あるよね~」と受け入れる心の余裕をもつことができれば、人との軋轢を減らし、思うようにならない出来事に対してのストレスを減らせます。
3.状況に応じて変化できる、柔らかい心
他人や起こった出来事を自分に都合よく変えるには困難なことがことが多々あります。
そこに注力して心をすり減らすより、譲れるところは譲歩して、臨機応変に自分を対応させることができれば自分自身も楽ですし、皆ハッピーになれますね。
4.固定概念にとらわれない、自由な心
自我から解放され、子どものように素直な柔らかい心。
美しいものを見たら、美しいなぁと感じ、楽しい体験をしたら、楽しいなぁと感じる、そんな感度の高い心があれば、毎日がキラキラと輝いて、人生がより豊かになります♪
◆では、どうすればこの柔軟心を日常生活で持ち続けることができるでしょうか?
私は下記の3つをおススメします。
1.リラックスするために、呼吸をする
まずはこれが基本です。
肩に力が入っているとき、頭に血が上っているとき、、、
心が固くなって、周囲に意識が及ばず、俯瞰で見れずに視野が狭くなります。
そんな自分の状態に気づいたら、まずは口から「はぁ~」と息をたっぷり吐いてから、ゆったりとした鼻呼吸を繰り返します。
静かに座れない時でも、何かをやりながらでも十分効果があります。だんだんと副交感神経が優位になって、リラックスするのを実感できます。
2.心に余裕を持つために、グラウンディングする(腹を据える)
どっしりとした山のような安定した心がベースにあれば、小さなことには翻弄されない心の余裕が生まれます。
グラウンディングとは心が落ち着いて、大地にしっかりと根をはっているように安定している状態。日本語にすると、腹を据える、が近い表現かと思います。
グラウンディングする呼吸法や、大地に繋がるイメージ瞑想、ムーラーダーラチャクラ(第1)とマニプーラチャクラ(第3)を活性化する瞑想がおススメです。
3.物事を受け入れるために、”だよね~”と思う、瞑想する
プラユキ・ナラテボー師の笑顔がいつも頭に浮かぶのですが、師が教えてくれた、”だよね~”という言葉。受容にはこのマントラが効きます。
自分自身の考えとは違っていても、その人からみたら〇〇なんだ。”だよね~”と受け入れます。
え~、こんなことって起きちゃうの!?と思ったら、”あるよね~”と受け入れます。
出来事のありのままや、感情のありのままを受け入れる瞑想もとても効果的です。
◆まとめ:
心が柔らかければ、笑顔になりやすく、自然と愛情あふれる言葉が口にでてくるものです。
1.リラックス
2.心に余裕を持つ
3.物事を受け入れる
この3つを心がけて、柔軟心を育みましょう。
以前、尊敬するサーファーでヨギーのGerry Lopezさんに、あなたのようにAlohaに満ち溢れた穏やかな人になるには、どうしたらよいですか?とメッセージをお願いしたら、”Always breathe through your nose”と書いてくださいました。
平常心でないな~と気づいた時に、私はGerryさんの言葉を思い出して、鼻でゆったりと呼吸します。少し口角を上げて、ブッダのように微笑みながら呼吸すると、さらに心に余裕が生まれるのを感じます。
何か起きたときには、思い出して鼻呼吸してみてください。
お役に立てたら嬉しいです♪