自己肯定感は自分で高めることができる、最強の武器

今週の水曜日から「自己肯定感」を高めることを目的とした朝活を始めます。

 

実は私自信、「自己肯定感」という言葉は知っているし、自己肯定感は高いから大丈夫と思っていました。

ですが、中島輝先生に学ぶ機会があり、自己肯定感の量は一定ではなく、その時々で揺らいで変化していること、6つに分類できて、自分にも少し弱いな~と思う部分があること、などを知りました。

 

何より、自己肯定感を高く保ち続けることができれば、身を守る防護服になり、未来を切り開く強力な武器になり、生産性がめちゃ上がりして、いいことずくめだな~と。

 

そして、私が『微笑みヨガ』で教えている内容は、まさにこの自己肯定感を増やすためのワークと同じではないか、と気づきました。

 

ちょうど今朝、中島先生の公式LINEメッセージに自己肯定感を高めるための「プチ習慣」が掲載されていたので、一部をご紹介させていただきます。

 

“朝のプチ習慣:「ヤッター!」のポーズ:顔を上向きにして両こぶしを頭上に突き上げ、「ヤッター」のポーズを取る。「血流が良くなり、気持ちも前向きに」

 

昼のプチ習慣:落ち込んだときはトイレでセルフハグ。「仕事で落ち込んでネガティブになったときは8秒間、自分を抱きしめて深呼吸を。精神的安定や幸福感をもたらすホルモンが分泌され、気持ちが上向きに。自分に優しくなれます」“

 

私の朝活でやっている「ヤッター、イエ~イ!」のポーズ、深呼吸とセルフコンパッションの瞑想と重なります。

 

そもそもの『微笑みヨガ』に自己肯定感アップの効用があるのですが、今週から始まる『自己肯定感をあげる微笑みヨガ』で行う内容について、自己肯定感の6つの要素のうちの土台、木に例えると自尊感情(根)、自己受容感(幹)、自己効力感(枝)の3つに絞ってご紹介します。

 

【1】    
自尊感情:自分には価値がある

 

あなたがこの世に生まれて、ここにいる、そのことに素晴らしい価値があります。

そしてHappiness is a birthright. 誰でも幸せになる権利があります。

 

このことを左脳ではなくて右脳で分かり、胸(ハート)で感じて、腹(丹田)に落とすには、笑うエクササイズが役にたちます。

 

私って「ラッキ~」「幸せ~」「愛されてる~」「お役にたってる~」と自分をほめたり、感謝したり、お互いに褒めあって笑っていると、脳内ホルモンが分泌して、自尊の心が増えていきます。

 

「根拠のない自信こそが、絶対的な自信である」

哲学者のエマソンの言葉だそうです。なるほど~と思いました。

 

確かに、何かの根拠に基づいていると、崩れることがあるでしょう。

 

笑うエクササイズに基づいた根拠のない自信。絶対的な自信ですね!

 

 

 

【2】    
自己受容:ありのままの自分を認める

 

何かができても、できなくても、OK。よいところ、ちょっと足りてないところ、それもみんなOK。私の大好きなマントラに「It’s OK.」というのがあります。

 

とても美しいパワフルな言葉です。

 

I am enough.」「It’s
OK.

 

本当にその通りです。何かあるごとに、何度も繰り返すのがおススメです。

 

これも頭では分かったつもりになっていても、腹落ちして自分のものにするのは、なかなか難しいですよね。

 

笑うエクササイズでは失敗した設定の中で「やっちゃった~」と“困った笑い”をします。

そして、そんな自分にもOKを出して笑います。

また、失敗したことによって何らかの気づきを得られるので、その発見を喜んで笑います。

 

逆に、成功した設定の中で、すっごく嬉しい、すっごく楽しい、そういった感情を素直に表現して笑い、味わうことも行います。

大人になると感情の表現を抑えてしまいがちで、知らず知らずに喜びの感情に鈍感になってしまうものです。

 自分自身の感情を左脳(理性)に邪魔されずに、子供のように右脳(感情)にまかせて表現し、そんなのびのびした自分を受けいれると、自己受容の器が少し大きくなる、そんな感じがいたします。

 

 

瞑想では今ここにある、そのままの感覚を見つめます。

 

そこにあるものが良いとか、悪いとか、判断はせずに、ただ見つめ、それがあることに気づきます。そして、その感覚を優しく抱きしめて、仲良くなる、そんなイメージで行います。

 

 

【3】    
自己効力感:自分にはできると思う

 

困難の壁にぶちあたったときに、「自分にはこの壁を超える力や技術がある」と思える力、それが自己効力感です。

 

これがあると、超えられると思っているから、「どうすれば超えることができるだろう」と超える手段や方法を考えはじめ、「きっとこうすれば超えられるはず」という自信をもって、壁を登る行動を始めます。

 

逆に、壁を見たときに「絶対超えられない、無理だ」と思う、つまり自己効力感が無い状況であれば、思考は停止し、行動もできません。

 

笑うエクササイズでは「私、スゴ~イ」と胸を張って笑ったり、「いいね~」「すごいね~」「さすがだね~」と仲間に対して“ほめ笑い”をしたりします。

 

人をほめるワークも、自分の脳は自分が褒められているように感じるので、しっかりと役に立っているんです。

 

話しはそれますが、ご家族やお仕事の同僚など、身近にいる方がよい行いをしたときに、小さなことでも、ほめる習慣をつけることをおススメします。

 

 

瞑想では具体的に何かを成し遂げるイメージ瞑想をすることもあります。

また、お腹(丹田)にあるエネルギーが回る場所(マニプーラ・チャクラ)を意識してガッツ、やる気、頑張れる気力を沸かせたり、胴体の一番下にあるムーラダーラ・チャクラを活性化して大地にしっかりと根を張って、揺るぎのない土台を感じる瞑想を行ったりします。

 

 

以上になります。

ちなみに中島先生による自己肯定感の6つの要素のうちの残りの3つは、自己信頼感、自己決定感、自己有用感です。

 

 

自己肯定感の量は変わるし、時々で揺れ動くと冒頭に書きましたが、先日、それを実感しました。

 

朝から色々なことがうまく回っていて、満ち足りた、自信あふれる気分で過ごしていたのですが、夕方に、まったく予想していなかった少し残念なメールが友人から届きました。

 

予想外な内容だったので、なぜこんな反応をさせてしまったのだろうか、自分の落ち度について考えはじめ、あれかもしれない、これかもしれない、いやいや深く考えすぎで先方は何とも思っておらず取り越し苦労かも、いやいや申し訳ないことをしたのかも、とぐるぐると考えがめぐりました。

 

寝る時間になる前にはその件は腑に落として思考は止んだのですが、小さなメールによって、自己肯定感がぐらぐらと揺れるのを見ました。

 

自己肯定感、奥が深いです。

 

朝活でみなさんと一緒に、私自身も揺らがない、どっしりとした自己肯定感の木を育んでいきます。楽しみです~♪

・2月3日(水) 08:00〜