【禅語】心身一如:身体を変えると心も変わる

先週末3日間のファスティングをして、水曜日に復活食を終えました。

実は計画的にやろうと思っていたわけではなく、やってみようかな~と思いたったのが木曜の夜。

週末に出かける予定がなくなったので、金曜からスタートすれば後半2日間は自宅でゆっくり過ごすことができる、絶好のチャンスを見つけたからです。(本来は始める前に2日間の準備期間が必要です)

なぜ、やろうと思ったのか?

ここ最近の自分の生活を変えたいな~と思ったからです。

詳しくは後ほどお伝えしますが、ファスティングが身体に及ぼす影響で、心や思考が変化して、生活習慣をリセットして、良い方向に変えることができるんですね~。

心身一如(しんじんいちにょ)」という禅語をご存じでしょうか?

道元禅師の「正法眼蔵」にある「心と身体は一つのものである」という言葉です。

今月の悩みがスッと消える禅語の習慣★笑顔になる健康体操では「心身一如」の智慧について、ファスティングの話しを交えながら解説して、楽しく笑っていきます♪

1.身体に変化をおこし、心を変える

禅宗においては、厳しい修行を行い体に覚えこませることで、心に働きかけていきます。

ヨガも同じで、身体の動作を通じて心が変化していきます。

西洋医学は心と身体を別のものとして扱いますが、東洋の思想では心も身体も一つ。

アドラー心理学でも心と身体は分けることができないと考えられています。

つまり身体はそのままで、心だけを生きやすいように変えようというのは、ちょっと無理があるんですね~。

私自身はヨガや瞑想をやってきたので、身体を使うと心が変わっていくことを体験的に知っています。逆に言うと、心を変えるには身体を使うのが手っ取り早いと感じています。

生活習慣を変えたいな~と思って、頭で変えようとしても、〇〇したいという心の動きは簡単に変わるものではありません。

甘いお菓子や高カロリーのもの、アルコールなど、食べない、飲まない、と決めたのに、食べちゃった~、飲んじゃった~、私って意思が弱~い(泣)と自己嫌悪になること、ありますよね~。

私も以前はそうでした。

でも、反省はする必要はあっても、自己嫌悪になる必要は全くないと今では思っています。

自分の意思の力よりも、脳からの指令のほうが強力だったのね~と思うだけです(笑)

食べたとき、飲んだときに泌される快楽物質と正面から戦おうと思っても、決意した意志をキープするところも脳、ドバドバと快楽を分泌してくるところも脳なので、難しいのはあたりまえ。

そんなわけで、ファスティングという身体にとっては「ビックリ、一大事~!」という状態を経験させることで、脳をリセットして、身体の本来持っている機能の邪魔をしないようにさせ、本来の持っている働きを取り戻させてあげる、そんな試みをたまにやっています。

夕食の時にワインを飲むのが好きなのですが、夕食が終わってもずっと飲み続けたくなったり、夜中にお菓子をちょっと食べたつもりが止まらなくなったりしたときが、私のファスティング時です(笑)。

よくやるのは一日のファスティング。

12時にお昼ご飯を食べたら、夜と朝は食べずに、次の日のお昼ごはんを遅めにとると、24時間、内臓を休めることができて、本来の味覚や食欲、本来のサイズの胃袋に戻れるように感じます(笑)。

余談ですが、オートファジーというのをご存じでしょうか?

16時間食べないでいると、細胞が飢餓状態になって細胞内の不要なたんぱく質を分解して老廃物を排出する働きがあるそうです。

食事や睡眠については自分にあったやり方が人それぞれあるので、何が良い悪いではなく、試してみて自分にあった方法を採り入れればよいと思うのですが、私にとっては朝ごはんを食べずに内臓を休めるのが調子よいようです。

なので、このオートファジー効果を狙って、夜9時までに夕飯を食べ終わり、翌日のお昼は13時以降にすることもあります。

この間は完全に断食する必要はなく、飲み物やフルーツ、ヨーグルトやナッツなど少しなら効果には影響がないと言われているので、ゆる~くやります。

話しを戻しますと、心を変えるときには身体を使うのが簡単で成功しやすいです。

食事の話しばかりになりましたが、ジブリッシュや微笑みヨガも手足の動き、表情筋、発声、笑いという身体の動きを使って、心に働きかけて、感情や気分や自己肯定感に変化を促します。

師匠の一人、Zen HabitのLeo Babautaは最悪のライフスタイルからの脱出をランニングで実現しました。

走ることでメンタルが変わり、人生が変わる。

「身体の動きが人生を変える」というエイミー・カディの研究結果も有名です。TEDの動画をぜひ観てください。

2.心は身体に現れる

心身一如とはよく言ったものだと思いますが、この二つは切り離せないものなので、お互いに影響しあいます。

身体を鍛えると心も元気になったり、身体にダメージを与え続けていると心が病んだりすることについては想像しやすいのですが、逆のパターンである、心のあり方が身体に影響を与えていることに意外と気づいていない人が多いのではないかな~と思います。

生きる気力があるとき、小さなことにありがとうと感謝の気持ちをもてるとき、毎日を楽しんで過ごせているとき、ワクワクする楽しみを体験しているとき、願望実現に向けて意欲を燃やしているとき。

まるでエネルギーをチャージされているように、身体の不調が気にならなくなったり、体調がよくなったりした経験はありませんか?

日常的に気分が沈みがちだったり、心配ごとや気がかりで心をすり減らしていたりすると免疫力が下がってガンになりやすいという研究結果もあります。

それを逆手にとって、ガンの病で余命宣告をされた方々が、毎日「あっはっは」と笑って脳をだまして楽しい気分になることを続けていたら、NK細胞が活性化してガンが小さくなったという話しをよく聞きます。

心の状態は身体の健康にとって、とても大事ですね~♡

また、心は身体の見た目にも表れます

清々しい気分でいる人、明るい気分の人は空気をたくさん吸えるように胸が開いていたり、自信に満ち溢れている人は両脚でどっしり立っていたり。

歩き方や話し方、特に目線の動きには心の状態が見えますよね。

実際の心の状態はさておき、背筋をすっと伸ばして、胸を開き、にっこりと微笑んでいる見た目を作っていると、心が変わってくるのが感じられると思います。

できれば腰に手をあてて、「あっはっは」と笑ってみる。

なんとなく、小さいことはどうでもよくなり、怖いものはない、何でもできるような気分、根拠のない自信が生まれるのを感じ取れるかもしれません。

せひ、試してみてください♪

3.身体が教えてくれることに耳を傾ける

ファスティングを終えると、匂いにとても敏感になり、味覚が鋭くなります。

復食期に朝散歩をしていると、かなり遠くから漂ってくるシャンプーの匂い、和風の煮物の匂い、カレーの匂いなどを敏感に感じとっていて、身体は食べ物を体内に入れてもらえるように、一生懸命にアンテナを張って情報を伝えてくれているんだな~と、愛おしく感じました♡

身体は生命の健康を保っていくうえで有益な情報を発信しています

ファスティングの3日目の朝、ちょっとだるいな~と思いながら、山道を登っていたら息が切れてきました。身体がこれ以上動かないでくれ~という信号を出してきたので、日曜日はゆっくりとベッドで横になっていました。

身体は色々と教えてくれているのに、日常生活ではあまり注意を払わずに、仕事や家事などのルーティーンをこなしてしまったりしますよね~。もっともっと耳を傾けましょう!

毎朝コーヒーを飲むのが当たり前だと頭は思っていても、本当は身体はそんなに必要としていないのかもしれません。身体に耳を傾けて「飲みたい?」と聞いてみてもいいかもしれません。

一旦敏感な味覚を手に入れると、チョコレートがすご~く甘い!

今までパクパク食べていた自分にびっくりです(笑)。

しばらくすると元に戻ってしまうのですが、このチョコレートがこんなに甘いものなのだ、ということを覚えておこうと思いました(笑)。

ファスティングの復活食のときに面白かったのが、玄米と雑穀のおかゆと野菜の夕食を食べた後のこと。

お腹はいっぱいだったのですが、目に付くところに「おこげ煎餅」がありました。

流動食ばかりだったので、カリカリとした食感を楽しみたくて、一枚食べてみました。

香ばしい焦げたお醤油の香り、噛むとお米の粒が口内で弾け、美味しい!

お腹はいっぱいだったのに、2枚目を食べ、もっと食べた~いと思いました(笑)。

世の中には売上を作るために先鋭の研究を経て作り出された美味しい食品がたくさん流通しています

味覚を楽しみながら、脳の快楽物質に負けて本来の自分のあり方を見失わないように、気をつけていきたいですね♡

最後に

今回ちょうどファスティング明けだったので、色々と書きましたが、ファスティングのやり方についての説明はしていないので、もしやってみたいと思った方はぜひ正しい方法でやってくださいね!

正しくやらないと、身体に逆効果になることがあるそうです。

気をつけて行ってください。

心身一如

何かの折に思い出して、心も身体も大事にされてください♡

長文ご一読ありがとうございました。何かのお役に立てれば嬉しいです♪