【自己肯定感】今日のハイライトをひとつ決め、やる!
12月、師走の名のとおり、年末という締め切りが迫ってきて、追われるような感覚、心がせわしなくなっている方も多いのではないでしょうか。
「年内に〇〇したい」といった期限がつくので、仕事もですけれど、プライベートも何となく気忙しくなりがちですよね~。
毎日のやることに忙殺される日々を送っていると、なんだか本当の自分自身が取り残されているような感覚、こんな毎日でいいんだっけ?というような気持ちになることはありませんか?
私はそんな感覚になることがあります。
以前と比べると、人間として必要なホッとする時間が減っていますよね~。
数年前までは電車での移動中に休めたり、会議の合間にトイレに行って同僚と顔を合わせてちょっとした会話を交わす時間がありましたが、リモートワークで隙間のないスケジュール。
業務時間外でもメッセージのやりとりをしたり、完全にオフラインになれる時間が減ってしまったという方も多いのではないでしょうか?
そんなご時世の師走です。自分で走らないことを選択するセルフマネジメントが必要ですね!
ご自分の心身の健康は自分で守り、自分の人生は自分で大事にする、そんなことを意識していかないと、気づいたら「こんなはずじゃなかった人生」になってしまうのではないかと思います。
一日一日の連なりが、未来になり、人生になります。
今日の一日を充実して過ごし、「あ~、今日はよい一日だったな~♡」と思えること。
その積み重ねが「私の人生は幸せだったな~」と思えることに繋がるのではないでしょうか。
先日は一日の終わりに3 good thingsを書くことについてお伝えしましたが、今日は一日の優先事項(ハイライト)を一つ決めて、それを実行するという方法と、その効果についてお伝えしようと思います。
これは『時間術大全』という本に載っているやり方の中の一つなのですが、3 good thingsとあわせて毎日やると、簡単なのに満足度が高く、自己肯定感があがるので、ぜひ試していただきたいです!
1,今日のハイライトを設定する
ハイライトとは今日の「最優先事項」のこと。
今日一日の中で、これだけは必ずやる、と決めます。
『時間術大全』は原題が『Make Time』、忙しい日々の中で自分のための時間を作る方法について書かれていて、基本はこの4つのステップになります。
ハイライト(優先事項を決める)
> Laser(集中する)
> Charge(エネルギーを補給する)
>Tuning(調整・改善する)
この本は私たちから何かと時間を奪うサービスを提供する企業、GoogleとYouTubeの元社員の二人が書いた本なので、納得感があります(笑)
どうやったら自分の時間を作れるかという方法がたくさん書いてあるのですが、これぐらい対策を講じないと、自分の時間、自分の人生が人から提供されるサービスに消費されてしまう時代なのですね。
サラッと読める本なのでおススメです。
詳しくは本をお読みいただくとして、ここではハイライトに絞ってお伝えします。
毎日、その日の最優先事項として「これだけはやる」と一つ決めるのがハイライトです。
元々は60分~90分ぐらいでできること、と本には書いてあるのですが、私は短くてもOKにしています。
そして、そのためのスケジュールを確保して、予定表にいれてしまいます。
仕事で大事なことでも、家族のことでも、自分だけの楽しみでも、何でもOKです。
朝、自分自身に「今日のハイライトは何にしよう?」と問いかけることで、今日の一日を大切にする気持ちが生まれ、他人の優先事項で一日を使われるのではなく、自分で決めた優先事項をノートに書く清々しさを私は感じます。
自己肯定感の一つである自己決定感が満たされるんですね。
ハイライトを何にするかは、自分次第。何でもいいんです。
今晩寝る前に一日を振り返って、「あ~、今日もよい一日だったな~♪」と思えるためには、今日は何をするのがよいだろう?
そんな風に考えて、私はハイライトを決めています。
2,ハイライトを選ぶ3つの基準
今日の最優先事項、というと、今日中にやらなければならない大事な仕事などに偏ってしまいがちなのですが、次の3つの基準があることを忘れないように、私はアルファベットをつけて書いています。
【1】緊急性(K) 今日中に終わらせなくてはいけない重要なこと
【2】満足感(M) よくやった・頑張った一日だったと満足できること
【3】喜び(Y) 楽しい、嬉しい、心地よい一日だった~と喜べること
【1】緊急性(K)は分かりやすいですね。今日必ずそれをやらないと一日が終われないことです。
小さなTo Doリストはこれには含めずに、別のところに私は書いていますが、少し時間がかかるもの。例えば、今日が期限のちょっと手がかかる仕事の課題だったり、明日のイベントのためにケーキを焼いたり、などです。
下の図の右上になります。
【2】満足感(M)のものをハイライトに設定して、それをやり終えてチェックすると、すご~く満足しますよ!ホントです(笑)
1の緊急性が「やらなくてはならないこと」であるのに対して、満足感は「自分がやりたいこと」。
やったらよいな~と思っていることや、いつかやりたいな~と思っていたことなど。
上の図の右下に分類されるやつです。
この右下のものは、実は充実した人生を生きるためにはとても重要です。
緊急ではないので先延ばしにされがちですけれど、重要なことなので、優先するクセをつけるためにも、このハイライトの設定は役に立ちます。
そこまで重要なことでなくても、緊急ではないけれどやっておくとよいこととして、私の場合は興味があることを調べたり、いつも気になっていたごちゃごちゃしたクローゼットを片付けたりするなど、これにあたります。
あれをやったほうがよいよな~と思っていること。
それほど重要ではないんですけど、気にかかっていた縫物をミシンを出して一気に縫えちゃった日は、大満足だったりします(笑)
時間があったらやろう、と思っていることって、意識してその時間を作らないと、ずーっとできないものですもんね。
また、毎日のハイライトを設定するとき、俯瞰で予定表を眺める機会ができるので、来週のために今日あれをやっておこうと思えたり、大事だけれど面倒なことを先延ばしにするクセを直してくれる効果も感じます。
【3】喜び(Y)を設定した日には、もうそれだけで朝からよい気分になれます(笑)
好きなことや趣味をやる時間を確保するのもいいですし、なんとなく連絡をとりたいなーと感じていた家族や友人に電話してみるなどもいいですね。
忙しくてお疲れ気味だったら、夕飯の支度はしないと決めてしまって、デリバリーにして、家族とゆっくり話す時間をとる、のもいいですね♡
寝不足の日はお昼休みに20分仮眠する、というハイライトを決めるだけで、なんだか嬉しい気分になれることもあります(笑)
3、ハイライトを決めて、やると自己肯定感が高まる
前述の本では自分の時間を自分のために確保するためにハイライトを設定するという意図なので、ハイライトは60~90分ぐらいかかるものなのですが、私は長い間これをやっているうちに、短い時間でもOKなものにアレンジしちゃいました(笑)
要は何かひとつだけ、今日やる、という自分との約束ごとです。
この一日にたった一つのハイライトを決める、ということは、今日のこの一日の中で、私は何を最優先に選んで実行するのか、自分で決める、ということに他なりません。
もちろん、好きだからやるわけではなく、やらなければならないからやる、というものも含まれるのですが、大事なのは「自分が決める」というところです。
そして大事なのは、決めたハイライトは、なるべく必ず実施する、ということです。
たった一つのことですが、朝、自分自信への約束ごととして、やることを一つ決め、それを必ず実行していく、その積み重ねが自己肯定感をぐ~んと上げていくことに繋がります。自己決定感と、有言実行を毎日繰り替えすことにより、自己信頼感が高まっていきます。
マルチタスクでやることが多く、時間の流れが速くなってしまった今、この日一日を、自分の意志で決めたことをやって生きているという実感を持ち、それを一日ごとに積み上げていく。
「あ~、今日はよい一日だったな~♡」と思える充実した一日を積み重ねていく。
それが一年になり、数十年になっていくと、充実した人生になり、「あ~、よい人生を過ごしてきたな~♡」となるのではないでしょうか。
毎日のジャーナリングに3 Good Thingsとあわせて、ハイライトもぜひやっていただきたいです♪
翌日に振り返るときに、昨日のページのハイライトを実行した自分を褒めることも忘れずに!
私の赤ペン先生は英語をしゃべるキャラなので、「Woooow, it's great!」「Good Job!」などと褒めてくれます(笑)
ぜひ、楽しみながら続けてみてください♪
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