【アーシング体験記】大地と繋がる生活をする
朝の新鮮な空気の中、ジェスチャーつきで深呼吸をする、Morning Tai-chi(朝の呼吸法)が好きです。
吸う息で空気中のエネルギーを身体の中にとりこんで、吐く息で要らないものを大地のほうへ流していくイメージをしながら呼吸します。
天から降ってきた雨が大地へ染み込むように、太陽から放出されたエネルギーを頭のてっぺんから入れて、両足の裏から大地へと流れていくように。
吐く息で、不要なもの、手放したい感情も一緒に大地へ流していくイメージです♪
(動きが観たい方は「朝の呼吸法」をご覧ください。←かなり前の動画でちょっと恥ずかしいですがw)
ヨガや瞑想をするときに、大地にしっかりと根をはったり、大地のエネルギーと繋がるイメージで「グラウンディング」「アーシング」という言葉を使うので、概念としては馴染みがあったのですが、2か月ほど前、科学的な根拠を示す映画に出会いました。
「炎症」は英語で「Inflamation」。
「flame」は炎。身体の中で炎が燃えているような状態で、それは身体に溜まった電気が大地に放出されないことが原因だそう。
裸足で砂浜や芝生を歩いたり、家電製品のように自分の身体もアースして、身体に溜まった電気を大地へ放出することよって炎症が収まり、慢性疾患が治ることがあるということを知りました。
きっかけは、古傷を治す方法を探して
なぜこの映画に出会ったかというと、古傷を治したいな~と思って、インターネットであれこれ調べていたんです。
私は20数年前にバックカントリー・スノーボードで膝下の骨を粉砕骨折して、今は骨も靱帯も繋がっているのですが、運動や天気の具合で痛くなります。
梅雨時で痛む膝を撫でながら、ふと、今私が一番やらなければいけないことは、仕事でも家事でもなくて、この痛む脚を治すことなのではないか、と思いました。
人生100年時代。健康寿命を長く、快適に楽しみたい。
今日がこれからの人生で一番若い日。
90歳になっても元気に運動している私が、「あのときの私、ありがとう!」と言ってくれることをしよう、と思いました。
20年経ってもなぜ痛みがなくならないのか?
再びリハビリに通って筋トレをしようと思う一方で、もしかすると、身体に残っている辛かった記憶が痛みを主張しているだけなのかしら、、、そんな可能性が頭に浮かびました。
身体の感覚は脳が感じる電気信号なので、例えば、今はもう右手が無い人でも、右手の甲にかゆみを感じることがある、というような話しを聞いたことがあります。
私の左膝も何かちょっと間違った電気信号を発信しているのか?
そんなことをインターネットで調べていたら、原因がよくわからない慢性疾患に「炎症」が関係していることを知りました。
生物は大地と繋がって健康を維持している
地球上のすべての生物は大地と電気的に繋がった生活をしていて、皮膚が大地に触れることで、帯電した電気を放出し、また大地のエネルギーを得て身体を癒してきたそうです。
そういえば、田んぼをやっていた数年前、アーシングという概念を私は知っていたことを今書いていて思い出しました(笑)
土いじりをすると気分がよいのは電気を放出しているからだ、と自分で言っていました(笑)
忘れちゃうもんですね~。
サーフィンで海に入るとサッパリしたり、温泉に浸かってホットするのも、皮膚から水を介して大地に繋がり、アーシングしてるからだな~と、感覚的に納得できます。
人間も地球上の生物の例外ではなく、かつては裸足で大地を歩き、手で大地に触れていました。そんな時代がずーっと続いてきたんですもんね~。
絶縁体の合成皮革の底のスニーカーを履き始めた1950年代から、大地と切り離された現代的な生活が始まって、慢性疾患が増えたそうです。
映画の中で、スニーカーの販売数と慢性疾患の増加数が同じカーブを描いていた図が衝撃的でした。
「本は踏みつけて読め」という言葉がありますが、何かの情報を得たときに、鵜呑みにしないことは大事なことです。
ですが、このアーシング(グラウンディング)は大地と繋がることで癒されてきた数々の自分自身の実体験がピピっと反応して、そのとおりなんじゃないか、という気持ちになりました。
映画を観るのが分かりやすいので、ご興味を持たれた方はぜひご覧になってください。
作品としても面白いので、長編ですがフルバージョンをどうぞ↓
日本語字幕が分かりにくいですが、短い15分バージョン↓
参考資料:
アーシングの説明が分かりやすいサイト: https://earthing.jp/aboutearthing
クリント・オバー氏の研究が載っているサイト:https://earthinginstitute.net/research/
余談ですが、オバー氏が退院した後に財産を処分し、ロードトリップに出るくだりが私は好きです♡
そんなミニマリストにいつかなりたーい、と憧れます♪
さて、アーシングが心身の健康によいことが分かったので、さっそく日常生活に採り入れたくなりました。
私がやったことを下記の3つに分けて、何をやったのかと、やってみた結果をお伝えします。
- 1.住まいのアーシング計画
- 2.アーシング製品を購入
- 3.裸足で散歩する
ちょっと長くなりますが、網羅的にお伝えしたいと思うので、ぜひ最後までお読みください♪
1.住まいのアーシング計画
私は在宅勤務のため、ほとんどの時間を自宅で過ごしています。
特にアーシングを意識しなくても、自然に自分をアースできるような環境で暮らせたらいいな~と思いました。
まずアーシングで頭に浮かんだのは庭です。
後述する電気測定器を使って、最適な場所を探したのですが、残念ながらウッドデッキの木は水分が少ないため伝導体ではありませんでした。
かつて野菜を作ろうとウッドデッキの一部を剥がしてコンクリートが出ているところがあり、そこに裸足で乗ると放電できました。
お天気のよい日は朝の15分ぐらい、外気を楽しみつつ、小さなテーブルを置いて仕事をしてみました。
夏になって湿気と蚊が出てきたので今はやっていませんが、また涼しくなったら再開しようと思います。
一日に30分ぐらいアーシングするとよいと言われていますが、細切れに10分ずつ、というやり方でもよいそうなので、毎朝新鮮な空気を吸う習慣として、朝のメールチェックはここでするのもよいかな~と思っています。
次に室内をチェックしました。どこにアースのコンセントがあるかどうか調べてみたところ、下記にありました。
- リビングのエアコンの近く
- キッチンの電子レンジの近く
- 洗濯機の近く
アースの差し込み口には複数のアース線を何本も差してもOKなので、1Fは比較的恵まれたアース環境にありました。
リビングのテーブルやソファーでアーシンググッズを使おうと思ったら、コードが届く距離にコンセントがありました。
お風呂でアーシングしたい場合にも洗濯機のコンセントが使えます。
残念ながら、2Fにはアースのコンセントがありませんでした。
じっとデスクに座っている仕事時間と、ベッドで寝ている睡眠時間がアーシングに最適なので、アースのコンセントは2Fに欲しいところ。
アース線を庭に刺して、2Fにその線を引けばよいだけなのですが、問題はその線を家の中にどうやって入れたらよいか、、、。
抜き差しを考えるとコンセントがあるほうがやっぱりよいので、業者さんに工事を頼むことにしました。
調べたところ、自分で近所の電気工事やさんを手配するのが一番安くあがりそうでしたが、知っている業者さんがいないのと、以前、電話番号で調べて来ていただいた近所の業者さんがご高齢でこちらの意図が伝わりづらかったことがあったので、今回はインターネットで調べた業者さんにお願いしました。
2Fの寝室にアースのコンセントを設置して、アース線は外壁を雨樋沿いに這わせて庭に埋めてもらう工事になり、費用は3万円ぐらいでした。
2.購入したアーシング製品
調べてみると、アーシングに関わる製品はたーくさん販売されていました〜。
数多い製品を吟味して、最小限の購入で効果を得られると思った、購入した製品は下記の3点です。
1)電圧計測器
2)アーシング・シーツ
3)アーシング・マット
【1】電圧計測器
まず電圧チェッカーと呼ばれる電圧測定器ですが、これがないと、アーシングできているかどうかの確認ができないので、あったほうがよいな~と思って購入しました。
例えば、アーシング・シーツの上にコットンのシーツを重ねた場合、電気がちゃんと放電できているかどうか、計測してみないことには分からないですよね。
そして、この 電圧測定器 ですが、私は身体に帯電した電流の量を計れるのかなぁと思っていたのですが、実際はそうではありませんでした。
電気が流れているかどうかを測定するテスターなので、身体に溜まった電流が何ボルトなのかを測定するのは実験室のようなところでしか測れないそうです。
チェッカーの先についているキャップが二重になっていることに気づけなくて電圧がうまく測定できず、購入元に問い合わせて、教えていただくやり中でこのことが分かったのですが、ちょっと残念でした。
ですが、やはりアーシングできる場所を確認するためには、この測定器は必要です。
前述の庭のコンクリートに足を置いた場合と、土の上に足を置いた場合を計測したところ、イメージとしては直接土の上に足を置いたほうがたくさん放電できそうかなと思ったのですが、電圧の数値は実際は同じでした。
ちゃんと測定してを確認しなかったら、毎回、土の上に足を置いて汚れていたかもしれません(笑)
また、実は意外といけるのではと思っていたのが石のタイル張りの玄関のたたき!
計測してみたら、庭のコンクリートとほぼ同じ数値で伝導できていました。タイルの下はコンクリートと土なのでしょう。
ちょっと変な恰好になりますが、玄関の上がりがまちの上に腰かけて、裸足の足裏をたたきに置けば、暑い日も寒い日も室内で手軽にアーシングできることがわかりました。
アーシングできる場所や状態を確認するうえで計測器は必要ですが、一回測ってしまえばそうそう使うものではないです。
購入しないでレンタルできたら一番よいのかもしれません。
お近くの方はお貸しできますよ〜(笑)
【2】アーシング・シーツ
この上には毎日寝ているので、一番活躍しています。純銀素材の薄いシーツです。
ベッドパッドの上にクリップで動かないように止めて、その上にコットンのシーツを被せて使っています。
毎日、6〜7時間はベッドの上で過ごすので、寝ている間にアーシングができて効率がよいです。
製品レビューを見たら「お日様に包まれたように、ぐっすり眠れる」などあって、半信半疑でしたが、、、確かに、なんとなく心地がよく、気持よ~くストンと眠りに落ちる感覚があるように思います。
【3】アーシング・マット
仕事用の椅子の足元に敷いている、素材は天然ゴムのラバータイプ、細長いサイズにしました。
ウレタンのもののほうが取り扱いそうだったのですが、見た目がイマイチだったのと、天然ゴムのヨガマットがずいぶんと長持ちしているので、耐久性があるかな~と思ってこちらに。
足元に敷いていると汚れるので、シーツと比べると、メンテナンスがちょっと面倒です。
ですが、日中にPCを触る手から帯電した電流を流すのに、足裏をこの上に置いておくと、身体に電気が溜まらなくてよいとかなと思っています。
そういえば、ノートPC本体を触らないで、USBのキーボードを使えばかなり帯電が減るのではないかと思うのですが、まだ測ってみれていません。
その他、たくさんあるアーシング製品で気になったのは、このアーシングバス・セット。
お風呂でもアーシングしたいな~と思い、マットに付属してきた5メートルのアース線と、何かの金属の棒を再利用して、クリップで繋げば自作で作ってみようかとも思っています。
シーツがなんとも気持ちよい寝心地だったので、お風呂も温泉みたいになったらいいですよね♪
と書いたので、さっそくお風呂で自作のアーシング・キットをつくって電圧を測ってみました。
洗濯機の横のアースがちゃんと地面に設置されていないのか、電圧が0にならず、0.04ぐらいになるので完璧ではない状況なのですが、お風呂のお湯をアースすると、確かに電圧は少し減ります。
ただ、それ以前に、お風呂場に足を踏み入れると少し電圧が下がり、何もいれていないお風呂のお湯に入るだけでも、さらに少し電圧が下がりました。
ホーローの湯舟の底に接続された金属の配管を通じてアースされているのかな?
そういえば、水道管に触るとアースできると聞いたことがあるのを思い出して、水道の蛇口に触ってみたら、自作のアーシング・キットと同じぐらいの数値まで下がりました。
ちゃんとしたプローブがついているこの製品はもっとちゃんとアースできるのかもしれませんが、ご参考まで。
ご紹介した製品はリンク先の「リラクリフェ riraku-life」というお店で購入しました。
電圧測定が上手くいかなかったので問い合わせたときに、担当の方がとても親切に説明してくださったので助かりました。
きっとご自身もアーシングをして快適な生活をされている方なのかな~と好感が持てました♪
3.裸足で散歩する
アーシング映画の中で裸足で歩く人たちを見て、やりた~いと思ったのですが、なかなか今の住宅事情だと簡単ではありませんね。
アーシングには公園の芝生か砂浜を歩くのが安全で簡単なのですが、私の朝のお散歩は鎌倉山から繋がる緑地なので、そこを裸足で歩いてみました。
早朝はたまにしか人に合わないので、ビーチサンダルで行ってから、サンダルを脱いであるきました。
まるで子供の頃に帰ったような感覚!
足裏で感じる土のひんやりした感触、ペタペタとした湿り気など、新鮮な楽しみ発見でした♪
砂利が敷いてあるところは足つぼの罰ゲームのように最初は痛かった(笑)
毎日歩いていると、足の裏も慣れてきます。
そして、だんだん大胆になり、落ち葉の山道もザクザクと裸足で歩きました。
なんだかめっちゃワイルドになった気分で、サバイバル探検家のような、ちょっと鼻高々な気分。
そういえば昔、シーカヤックのショップをやっている友人が、足の裏を鍛えれば履物が不要になるからと、いつも裸足で歩いていたな~と思い出しました(笑)
しかし、私のやわな足の裏ではそうはいかず(笑)
足の裏が痛いな~と思ったらとげが刺さっていたり、小さな切り傷ができていたりしたので、ワイルドな裸足歩行はやめることにしました(笑)
みなさまは安全な道か、公園の芝生か、ビーチで行ってくださいね。
裸足で歩くのはなかなか難しいので、散歩中には手で植物を触ってみています。
水分を含む植物は伝導体なはず。
ジブリッシュで草木に挨拶をしながら、葉っぱと握手したり、ハイタッチするように握ったりしながら、手からもアーシングしています。
まとめ
アーシングやグラウンディングという言葉が、文字通り、自分の身体の電気をアースするという意味があったとは知りませんでした。
人工添加物が少ない食品を食べて腸内環境を整えたり、太陽のサーカディアンリズムにあわせた生活をしたり、狩猟時代のようにたくさん歩いたり、すべての健康である秘訣は自然界と繋がった野性的な生活にあるように思います。
アーシング映画の中で、インディアンの女の子が病気になったときの治療として、地面に掘った穴の中に何日か入り、出てきたら元気になっていた、という話しがでてきますが、人間も他の生物と同じで、地球に電気を放出し、地球から必要なエネルギーを得ているのでしょうね。
森林の中にいたり、海に浸かっているときに、何とも言えぬ安心感と心地よさがあるのは、自然界の音の周波数から説明できると聞きますが、電気的な繋がりの効果でもあるんですね~。
地球に繋がって私たち人間は元気になることができる。
地球が美しく、地球自体が元気なままで、ずーっといられるように、人間も自分ごととして努力しなければですね♡
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
LINE公式アカウントの友だち追加で心が上向きになるメッセージをお届け!