太陽礼拝と太陽光の瞑想でエネルギーをチャージ

晩秋になり空気が乾いて、空の透明度が上がってキレイですね♪

先日、種子島の岬の先端で、海から昇る御来光(写真)を拝みながら太陽礼拝をしました。

輝きを増していく太陽に向き合ってアーサナ(ポーズ)を行うのは、いつ、どこでやっても、神聖な気持ちになります。

はるか昔に漂流した外国船がたどり着いた岬の先端で、優しい海風に撫でられながら、朝日から海に伸びる光の道のその上で太陽礼拝という踊りを踊っているような、特別な気持ちになりました。

太陽礼拝の後、第三の目(眉間の間のアルジュナーチャクラ)に太陽光線を感じながら少し座り、これがまた気持ちよかったです♪(やり方についてはご参考まで後述します。)

この日、面白かったのが、朝のこの体験のおかげで、一日中、ずっとハッピーオーラに包まれて、幸せを感じて過ごせたこと。

波も自分のサーフィンも、前日とそれほど変わっていないのに、自分のハートが早朝からすごくハッピーになっていたので、起きることすべてが前日より格段に素晴らしく感じて、ニコニコ幸せな気分になるんです。

すべては自分のハートが作りだしているんだなぁと実感しました。

【太陽礼拝でエネルギーをチャージする方法】

さて、太陽礼拝を普段やっている、知っている方は多いと思うのですが、ただポーズをするだけではもったいないので、ちょっと専門的になりますが、太陽のエネルギーをしっかりとご自分の身体にチャージする、私なりのやり方を参考までにご紹介したいと思います。

(以下、太明陽礼拝Aについて、ポーズ自体の説明は省きますので、ご存じでない方はYoutubeなどでご覧いただけると理解いただきやすいと思います。)

まず、タダアーサナ(立位のポーズ)で両手の中指の先から大地へ向けて、レーザー光線のようなまっすぐなエネルギーが出ているイメージをします。

吸う息で、指先から発射しているエネルギーを天空へ向けて、見つめた指先から天のエネルギーをもらいます。

吐く息で、鼠径部から二つ折りになって前屈し、指先が遠くを通りながら、水平線へ、大地へとエネルギーのビームを発射し、頭が下になった時には尾骨から背中を通ってエネルギーが滝のように大地へと流れ込んでいるイメージをします。

以下、短く、エネルギーの方向だけ書きます。

次の半分の前屈では頭頂から水平線へ、アップドックでは頭頂から斜め上の天空へ、ダウンドックでは手から大地のエネルギーが尾骨へ抜け、かつ、足の裏から尾骨へ向けて大地のエネルギーが上ってくる、そんなイメージです。

ひとつひとつの動きをマインドフルに、身体のどこがどう動いているのか、今はどちらの方向へエネルギーが流れているのか、意識するだけで太陽礼拝がぐっと深まりますので、ぜひお試しください。

ポーズのヨガ(アーサナ)は「動く瞑想」と言われますが、マインドフルネスだけやっていらっしゃる方も、太陽礼拝Aはとてもシンプルな動きなので、やってみていただけるとよいなぁと思います。

また別の機会に詳しく書きたいと思いますが、ポーズのヨガは背骨を曲げたり、伸ばしたり、ひねったりしながら、背骨の近くを流れるエネルギーの通り道(スシュムナ)を整えて、また、エネルギーの縛り目を解いて流れやすくします。

体内のエネルギーが流れやすくなり、リラックスして深い呼吸ができるようになると、瞑想も深まりやすくなると思います。

【太陽光線を使った瞑想】

太陽の光はどこにでもありますので、屋外でなくても、窓ガラス越しに部屋の中でもすることができます。

具体的には呼吸に意識を向けて、繊細な感覚を感じとれるようになった状態で、チャクラの場所に太陽の光が当たる温かさを感じます。その一点に集中して繊細な感覚を観察します。

だんだん慣れてくると、チャクラがくるくる回る感じがあるかもしれません。

私は朝、緑地を散歩するときに、朝日が差し込む場所に少し立ち止まって、光を当てやすいアルジュナチャクラ(第三の目)とビシュヌチャクラ(喉、クリエイティビティ)、アナハタチャクラ(胸、愛)にささっと太陽からのエネルギーをチャージしたりします。

その下のマニプーラやムーラダーラチャクラも太陽光が当たるイメージをすれば、パワフルな瞑想を行えますが、こちらは室内で座って行ったほうが、私はやりやすく感じます。

ちなみに、月光を使ったチャクラ瞑想もあります。

月光は目で直視できるので、まず両手を重ねて作った被いの穴から月を見つめてから、各チャクラへ意識を向けます。パワフルな太陽とは違った、優しいエネルギーの月光でチャクラを活性かして瞑想するのは気持ちの良いものです。

月が明るい夜に部屋の明かりを消して、窓際に座って、月の光を感じながらただ座ることもあります。優しくたおやかなエネルギーが空から降り注いでくるのを感じます。

瞑想のスタイルは様々ありますが、ご自身が気持ちよいと思うものを選んで、楽しんで行っていただくのが良いと思います。

この記事が何か、皆様のお役に立てれば嬉しいです。